機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

ガンダムのTVシリーズ最新作ですが、本放送時は仕事の関係上見られなかったのでDVDでまとめて見ることにしました。

VOL1を見た感想から書くと「これガンダムじゃなくていいんじゃないの?」という作品でした。

ガンダムは基本的に地球と地球から独立しようとするスペースコロニー間の争いの作品で、せいぜい地球と月の範囲でしかありません。

しかし、この作品は数百年後の火星から始まっています。

今の時代、オリジナルアニメで日中の時間帯だと原作付きのアニメでもないと企画が通りにくいでしょうから、ガンダムの形にしたのではないかと思えるほどガンダムっぽくない感じの作風でした。

この時代の(少なくとも主人公側の兵器には)操縦者の背中に痛みを伴う外科手術で特殊な装置を埋め込んで、その装置と兵器をリンクしないと操縦できないことになっているようですが、ナノテクノロジーが普及している設定にしては変な意味で非人道的・ローテクだと思いました。

∀ガンダム」では重力が地球の1/6しかない月の人が地球に降り立っても平気な理由としてナノテクノロジーで重力による耐性を持たせているという設定になっており、少なくとも痛みを伴う外科手術は必要ないようです。

主人公は非人道的環境で働いているので、それを強調するために、あえて焼印的な意味で操縦者の背中に痛みを伴う外科手術で特殊な装置を埋め込んでいるのかなぁと思いましたが、数百年後の地球という設定の割にはローテクだと思いました。

また、「通常はディスプレイなどから得る情報がパイロットの脳に直接伝達され、機械的プログラムに縛られない操作が可能となる」システムがあるのだったら、単にシステムとリンクできる椅子があればよく、ガンダムによく出てくるような操縦席は不要なのでは?と思ってしまいます。

ナノテクロジーが普及している数百年後の設定の割にはローテクな描写が目立つ作風な感じがするアニメでした。

ガンダムにしてはビーム兵器が登場しないのも変わっているし、観る人を選びそうな作品だと思いました。

(実際に視聴率では苦戦していたらしい)

「SEED」を除く通常のガンダムは男女比が9:1と言われていたことがありますが、この作品は女性視聴者を取り込めたのだろうか?という余計な心配までしてしまいました。

(ミリタリー風な外伝ならともかく、これは夕方17時のTVシリーズですからねぇ。。。)

けっこうネガティブなことを書いてしまいましたが、個人的には悪くないと思います。

夕方17時のTVシリーズではなく、OAVや深夜アニメならもっと好評価だったと思います。

取りあえず「G」や「X」のようにガンダムだから最後まで我慢して見ることにします。