揺れる心ははるか昔

佐木正美先生の子どもへのまなざしを読み返しています。

どのページから読んでも心に響くことが書かれています。

この本は次男を妊娠中〜次男誕生後しばらくずっと読んでいました。

私は長男が小さな恋人のようでかわいくて仕方がなかったので

次男が生まれてしばらくは複雑な思いを抱えているであろうことに胸を痛めていました。

長男だけを育てているときの私は多感で、いい意味でも悪い意味でもすぐに泣いたりして

いました。

いい育児をしている母親でありたいと思っていたと思います。

次男誕生のあともしばらくその気持ちは続きました。

長男を軸になにごとも考えていたので、次男が一歳になるまでの記憶ってほとんどありません。

実際、一歳まであまり手がかからず今もわりかしそうですがニコニコしている子なのでそれに甘えていました。

今は長男5歳、次男3歳。

私、泣きません。

図太くなりました。自然と、自然と、本来の自分に戻ってきたのでしょうか。

育児で自分を失ったように勘違いしていたのかもしれません。

私はいつだってここにいるというのに。

毎日あっという間に過ぎてゆきます。

あの頃はあんなに情緒不安定だったことも、もはやいい思い出のひとつ。

兄弟二人はケンカもよくするけど、私の知らないところで二人こそこそ仲良く遊んでいます。

もちろん今も悩むことはあるけれど、揺れる心を抱えていたのははるか昔のように思えます。